高崎で若手日本画家の「大冒険」的作品展-可能性を模索

若手の大冒険、峰岡正裕さん「鳥男の墜落」

若手の大冒険、峰岡正裕さん「鳥男の墜落」

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 高崎市タワー美術館(高崎市栄町、TEL 027-330-3773)で8月8日から、日本画の伝統的な画材、技法を受け継ぎながらも自由な発想で新しい日本画の可能性に挑戦するする若手グループ「META II」の作品を集めた企画展「日本画 大冒険」が始まる。

岡村桂三郎さんの大冒険、「月の兎(うさぎ)」

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 日本画といえば花鳥風月、山水などのイメージが強いが、現在の作家による日本画は主題、画材、表現方法などが多岐にわたり、「これは日本画?」と感じる作品も多い。

 META II は1998年に結成されたMETAの流れをくみ、2005年に再結成された。「META=無秩序の、世代を超えた、独自の、変容する」が意味する通り、新しい日本画の可能性を模索する作家グループで、現代日本画を代表する岡村桂三郎さん、斉藤典彦さん、山本直彰さんはじめ、峰岡正裕さん、佐藤裕一郎さんら20歳代の若手で構成される。

 同展では同グループの10人、約30点の作品を展示する。描かれている主題はさまざまで総じて抽象画的な印象が強く、「これが日本画?」というカルチャーショックを楽しめる作品展になっている。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。月曜休館。観覧料は、一般=500円、大高生=300円。9月9日まで。

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