「ぎゃらりーFORMまえばし」(前橋市上小出2、TEL 027-232-6838)で5月22日、彫刻家の小野田勝さん、志津代さん夫婦の作品を展示する「二人展 2009」が始まった。2人は武蔵野美術大学大学院彫刻科で彫刻を学んだ。
アルミの抽象作品で知られる勝さん(自由美術協会会員)は、胸像やレリーフなども多数手がけている。また、岐阜県各務原市の公園5カ所に設置する日本童話をテーマにしたブロンズ像を制作。2004年には自由美術賞を、2007年には横浜美術展で準大賞を受賞した。
志津代さんは1999年から自由美術展に出品し始め、2008年に自由美術協会の会員になった。岐阜県美術展、川崎市美術展などで入賞、昨年は「日韓美術交流展」、野外彫刻展「いのちのかたち展」などに出品するなど精力的に活動している。
勝さんは「高山彦九郎記念館」(太田市)の「高山彦九郎像」を、志津代さんは「生命(いのち)」を「中央税法総合研究所」(前橋市)に設置するなど、群馬県との縁も深い。
同展では勝さんの作品30点、志津代さんの作品20点を展示している。価格は15,000円~150万円。
営業時間は11時~18時。今月31日まで。