「シルクカントリーぐんま 世界遺産キャンペーン」が7月5日から、イオンモール高崎(高崎市棟高町)で開催される。主催はシルクカントリーぐんま連絡協議会(会長=近藤功さん)。
シルクカントリーぐんま連絡協議会は昨年4月に設立された市民団体で、赤岩重要伝統的建造物群保存活性化委員会(六合村)、ぐんま島村蚕種の会(伊勢崎市)、高山社を考える会(藤岡市)、富岡製糸場を愛する会(富岡市)、富岡製糸場世界遺産伝導師協会(前橋市)、本一・本二まちづくりの会(桐生市)、よみがえれ!新町紡績所の会(高崎市)の7団体で構成され、「世界遺産キャンペーン」イベントの開催を通して「富岡製糸場」をはじめとする群馬県内の絹産業に関わる近代化遺産の世界遺産登録運動を推進している。
今回のイベントでは、世界遺産暫定リストにリストアップされた「富岡製糸場と絹産業遺跡群」のパネル解説(講師=富岡製糸場世界遺産伝導師協会)のほか、繭クラフト・布ぞうり制作などの体験、製糸場の「工女」に扮(ふん)した「ゆうまちゃん」の写真撮影会などのアトラクションを用意する。
また、5日12時~12時55分にはFM群馬の公開生放送が予定されており、ゲストの国立科学博物館産業技術史情報センター参事の清水慶一さん、富岡製糸場世界遺産伝導師の笹口晴美さん(ミラノリブ社長)が富岡製糸場や世界遺産などに関しての質問に答える。
清水さんは近代文化遺産に関わる著書や、昨年放送されたNHKの「ニッポン近代化遺産」でも知られており、公開生放送終了後(14時30分~15時30分)、「ニッポン近代化遺産-シルクカントリー秘話」の講演(当日受付)も行う。
開催時間は10時~17時(平日は12時30分~16時30分)。入場無料。13日まで。
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