全国都市緑化フェアが開催されている前橋市街地で今月9日から2,000本近いチューリップが切られる、抜かれる被害が発生している中、富山県の農協や種苗会社から贈られた「苗」を譲り受けた市民がもう一度、チューリップを育てている。
城東町3丁目に住む横田さんは「年明けから毎日、朝晩水をあげ大切に育ててきたが、チューリップだけハサミで切られてしまった。せっかく咲いたのに本当にかわいそうだった。16日に新しい苗が届いたのですぐに植えた。動かすことのできるプランターは夜、家の中にしまっている」。
中央駅前通り商工会会長で理容店を経営する黒崎さんは「皆で一生懸命世話をしてきたので事件が起きてがっかりしていたが、新しい苗が届き喜んでくれた。富山のみなさんには本当に感謝している」と話した。
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