サンドイッチ専門店「PAN DA SAN（パンダサン）」（高崎市飯塚町、TEL 027-384-4113）が毎週水曜日、八百屋「Arancia（アランチャ）」に店舗を無償で提供している。

「PAN DA SAN」店舗外観

　パンダサンは昨年9月にオープンした。現在、サンドイッチのレシピが100種類を数えるまでになり平日は約200食、土日は約350食が売れる人気店になった。

　アランチャは、パンダサンがオープン当時から野菜やフルーツを仕入れていた業者から独立した富田大介さんの店。富田さんは「山口農園」（高崎市）、「堀込農園」（富岡市）、「塚越農園」（高崎市）、「渡辺ファーム」（前橋市）、「アスパラハウス」（藤岡市）などの有機を含む地元産の野菜を取り扱っている。

　パンダサン店主の種市朋美さんは「富田さんを応援したいのと、当店で使用している野菜やフルーツをお客さまにも使ってもらえたらと思い、定休日に店舗を無償で提供することにした」と振り返る。

　パンダサンがアランチャになるのは毎週水曜日。富田さんは「コロナ禍で自宅で料理する人が増えている中、地元産のおいしくて安心安全な野菜やフルーツを使ってもらえたら」と呼び掛ける。

　アランチャの営業時間は10時～12時、14時～18時。