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高崎「新町ひなまつり」町内40カ所 最古の内裏様は喫茶店に

「明治天皇新町行在所」には1955(昭和30)年~1975(昭和50)年のひな壇が8基展示

「明治天皇新町行在所」には1955(昭和30)年~1975(昭和50)年のひな壇が8基展示

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 高崎で1月24日、「新町ひなまつり」が開催されている。

「トムソン」に飾られている最古な内裏様

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 新町ひなまつりは家庭で飾らなくなったり、不用になったひな人形を集め、町内の店舗などに飾るイベントで、2007年に始まった。例年であれば町内の各所でバザーや演奏会、買い物ラリーなどのイベントを実施するが、今年は新型コロナウイルス感染防止対策の一環でひな人形の展示に留めた。

 最古のひな人形は1887(明治20)年頃に作られた内裏様で、喫茶店「トムソン」に展示されている。このほか「角藤屋米穀店」には1953(昭和28)年に作られたひな壇飾り、「於菊稲荷神社(おきくいなりじんじゃ)」には巨大亨保雛(高さ1メートル10センチ)が展示されている。

 展示は全部で40カ所。関係者は「一人でも多くの人に見てほしいが、コロナ禍とあって呼び掛け方が難しい。日本の伝統文化、そして技術、それぞれのひな人形に込められた思いを静かに鑑賞してもらえたら」と話す。

 店舗での開催時間は各店の営業時間による。「明治天皇新町行在所」は10時~17時。3月3日まで。

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