ブルーノ・タウトがデザインし高崎を中心にした職人が製作した工芸品を展示する「ブルーノ・タウトの世界」が1月5日、群馬県立歴史博物館(高崎市綿貫町)で始まる。
ブルーノ・タウト(1880~1938年)はナチスの迫害から逃れるために来日し、1934年から2年余り高崎に滞在した建築家。この間、タウトは竹や漆(うるし)など日本的な素材に興味を持ち、テーブルスタンド、シガレットケース、マガジンラックなどをデザインした。これを基に日本の職人が製品化した工芸品が今も残っている。
「ブルーノ・タウトの世界」では群馬県立歴史博物館が所蔵する高崎周辺の職人によって製作された工芸品約160点を展示するもの。
観覧料は一般300円、大高生150円、中学生以下無料。月曜休館(1月11日を除く)、1月12日休館。新型コロナウイルス感染防止対策の一環で事前予約が必要、予約は群馬県立歴史博物館のホームページまたは電話(TEL 027-346-5522)で受け付ける。
2月7日まで。