高崎市内のパスタ店など19店が参戦した「キングオブパスタ2020」で「レストランカフェ カーロ」(高崎市連雀町)が優勝した。カーロの優勝は6振り2度目。
キングオブパスタは2009年に初開催され、今回で12回目。例年「もてなし広場」などを会場に当日投票を行なってきたが、今年は新型コロナウイルスの影響でスタンプラリー形式となった。有効投票数は1,555票だった。
カーロのエントリーメニューは「赤城鶏の鶏ハムとほんのり山葵のクリームソース」、2位は「高崎リングロード」(高崎市筑縄町)の「極み和風だし薫るサーモンとタラコのスパゲティ」、3位は「フルーツ&ケーキroom’s」(高崎市鞘町)の「上州牛と高崎野菜のビーフシチューパスタ」だった。
表彰式が行なわれた12月8日夜は、高崎パスタを愛する松田和也さん(高崎市職員)が「マツコ知らない世界」(TBSテレビ)に出演。マツコさんは松田さんの持論「第1世代~第4世代(現在)」を代表するパスタ、今回3位までに入った店のパスタなどを大巻きし、次々と口に運んだ。
松田さんは「高崎パスタの巻き心地のよさ」を強調。「高崎パスタは巻けないといけない。巻き心地のいいアルデンテちょっと越え」、自身は「1皿21巻き、これまでに1万回以上巻いた」と高崎パスタ愛をアピールした。マツコさんは首都圏からアクセスが良好なことから「ちょっと行って、高崎のパスタ店を巡るのもいいわよね」と言いなが大巻きを続けた。
カーロ店主の小板橋浩一さん高崎前橋経済新聞の取材に対し「久しぶりの優勝でうれしい。みなさんに感謝している。新しいスタートと思ってがんばる」と話した。