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高崎・新町のソウルフード「かち鳥もち」復活 オープン3日で400人

もち米、上新粉などを使う餅と鶏肉を交互に刺した「かち鳥もち」(1本、140円)。餅は冷めても固くならないよう粉の配合に工夫。餅の食感と甘辛い味付けがくせになる一品

もち米、上新粉などを使う餅と鶏肉を交互に刺した「かち鳥もち」(1本、140円)。餅は冷めても固くならないよう粉の配合に工夫。餅の食感と甘辛い味付けがくせになる一品

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 高崎市新町で愛されたソウルフード「かち鳥もち」を復活させた鳥料理専門店「とり料理たなか」(高崎市新町、TEL 0274-42-0470)が好調に滑り出した。

【写真】「とり料理たなか」店舗外観

 「かち鳥もち」は特製のもちと鶏肉を交互に刺して揚げた串を甘辛いたれで味付けたもの。1963(昭和38)年に田中三郎さんが創業した「田中鳥肉店」の名物料理で、1985(昭和60)年に「豪族焼き」の名で発売された。

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 1989(平成元)年、当時は地域おこしを目的に各地で名物を押す取り組みが進められていた。神流川合戦にちなんだ「豪族焼き」だったが、三郎さんが「焼いてないし、人生に勝つ、受験に勝つなど縁起のいい名前に」と「かち鳥もち」に変更したという。

 店は1994(平成6)年、店を手伝っていた長女の美佐子さん(現、吉岡美佐子さん)の結婚を機に閉店。その後も祭りやイベントに出店し「かち鳥もち」を提供してきたが、2017年に三郎さんが亡くなり幻の味となっていた。

 復活させたのは美佐子さん。「かち鳥もちが食べたい」「復活させて」などの声に押され「かち鳥もち」の味を引き継ぐ決心をした。

 10月2日のオープンから3日間で待ちわびた町民など約400人が来店。その後も多い日には50人を超える人が「かち鳥もち」を求めて来店する。

 メニューは「かち鳥もち」(1本140円)のほか、1991(平成3)年に亡くなった母、三智子さんのレシピで作る「手羽先」(1本80円)、「から揚げ」(200グラム330円)。

 営業時間は11時~19時。月、第2・4火定休。

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