前橋出身の落語家、三遊亭竜楽さんが「三遊亭龍楽の和菓子チャンネル」でYoutuberデビューしていたことがわかった。

「三遊亭龍楽の和菓子チャンネル」古月堂編

　三遊亭竜楽さんは1985（昭和60）年に五代目三遊亭円楽師匠に入門。1993（平成5）年に真打昇進を果たした。日本語のほかフランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、英語など８カ国語で落語を演じる国際派落語家。海外での落語公演は概ね55都市、180回を超える。

　「三遊亭龍楽の和菓子チャンネル」は国内、海外の公演で出会った和菓子を紹介するもの。2月17日に公開し、3月28日で24回。チャンネル登録者は200人を超えた。登録者は44歳以上が100％。関係者は「チャンネル登録の方法がわからず視聴だけの人もいると思われ、潜在的なチャンネル登録者数は実数以上」と胸を張る。

　記念すべき第1回は「龍昇亭西むら」（東京都台東区）の「彩々」。群馬ではこれまでに「一文字屋」（高崎市）の「甘納豆」、「新妻屋」（前橋市）の「繭玉まんじゅう」、「古月堂」（安中市）の「本宿どうなつ」などが登場した。

　三遊亭竜楽さんは「あえて過度な編集をせずゆっくりじっくり見せています。さまざまな名菓に親しんできたわたくしがとっておきの和菓子を紹介します。ヨーロッパ、アメリカを中心に海外編もアップします」と意気込む。