「本宿どうなつ」で知られる「古月堂」(本店=下仁田町)が7月17日、「フルーツ葛バー」の販売を開始した。
古月堂は1891(明治24)年創業。店内で製造販売しているあんドーナツは2017年に実施された「ぐんまおみやげ総選挙」で3位に入るなど、人気がある。年々、夏の気温が高くなってきていることから夏向けの新商品を模索し、「葛バー」の発売に漕ぎ着けた。
「葛バー」は和菓子に使う葛に水あめ、砂糖、果肉や果汁などを加え、型に入れて固めたもの。葛ベースのためアイスのように溶けると液体になってしまうことがないため「溶けないアイス」をキャッチフレーズにした。
古月堂担当者は「保存料を使用していないのでお子さんでも安心。分析中のためまだ数値を示せないが、葛は低カロリーで満腹感を得られる食材。日常の暮らしに取り入れたもらえたら」と呼び掛ける。
価格は1本160円。本店と「前橋みなみ店」(前橋市鶴光路町)で製造販売している。すでに1日100本以上売れる日もあり好調。