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「群馬県からくり工夫展」県内8社、SUBARU「アイサイト」試乗も

アイサイトは左右2台のカメラが人間の目のように環境を立体的に把握し、運転をサポートする技術

アイサイトは左右2台のカメラが人間の目のように環境を立体的に把握し、運転をサポートする技術

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 「ものづくり群馬」をけん引するメーカーらが工夫を凝らしたからくり技術を展示する「群馬県からくり工夫展」が6月8日・9日、群馬県産業技術センター(前橋市亀里町)で開催される。

【写真】からくりおもちゃ

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 「からくり」とは機械的な仕組みを意味する。江戸時代から使われている言葉とされ言葉自体からは古い印象を受けるが、群馬県ではSUBARUの「アイサイト」のようなシステムを含む技術の全般も「からくり」と位置付け、次世代を担う子どもたちをターゲットに「ものづくり」への興味を喚起しようと「からくり工夫展」を開催している。昨年は2日間で1万人を集客した。

 12回目となる今回、「カルソニックカンセイ」(邑楽町)、「サンデンホールディングス」(前橋市)、「太陽誘電」(玉村町)、「SUBARU」(太田市)、「日野自動車」(太田市)など8社が出展する。

 出展品は「ワンコインからくり自販機」などどんな仕掛けか興味をそそられるものや、「コロからスライダー」「すたこらラプター」「のばーる君」などからくり度合いが想像できないものなど合計50点以上が展示される。

 また、連日のように大きな交通事故が起きている中、注目を集めるサポカーの代表的技術「アイサイト」の試乗も。群馬県は昨年、10万人あたりの交通人身事故発生件数全国ワースト5位。公共の交通インフラが整っていないため、移動手段に運転が欠かせないことからサポカーへの関心が高く、「アイサイト」の試乗会には多くの人が集まる。

 からくり工夫展の開催時間は10時~16時。工作教室(空気砲)参加費200円、「アイサイト」の試乗は無料。運転手はスタッフ、あなたは後部座席。

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