前橋のホタルの名所の一つ「ホタルの里」(前橋市田口町)が6月1日、開園した。
「ホタルの里」は、1988(昭和63)年に地元有志で結成された「ホタルを守る会」が環境整備やホタルの餌となるカワニナの養殖などを行う保護エリア。ホタルを採取し幼虫まで育てて放流する保護活動も行い、その数は毎年約2000匹を数える。
ホタルは例年は5月末日ごろまでに飛び始めるが、今年は日中の温度が高い日があったが夜間の温度が低かったため6月1日の開園日の飛翔は18匹のに留まった。
その後2日21匹、3日35匹と着実に増えていることから、8日・9日に開催する「ホタル祭り」には100匹程度が飛翔するものとみられる。
ホタルの里には6月30日まで入れる。駐車場100台。入場無料。入口で寄付(カワニナの購入や環境整備が目的)できる。