現代の刀匠、上林恒平さんが復刻した「御手杵(おてぎね)の槍」が4月22日に開催される「第2回 前橋藩主松平大和守家顕彰祭」で初公開される。会場は臨江閣(前橋市大手3)。
御手杵の槍は松平大和守家の家宝で、天下三大名槍の一つ。あとの2本は福岡の「日本号(ひのもとごう)」、本多忠勝の「蜻蛉切(とんぼぎり)」。今回、匠の手によりよみがえった御手杵の槍は匠が鍛錬した「本物」で、凛とした美しさに圧倒される。
顕彰祭は昨年、前橋東照宮(前橋市大手3)で初開催された。今年は臨江閣を中心に前橋東照宮、前橋公園芝生広場と規模を拡大。川越藩火縄銃鉄砲隊による演武や鉄砲隊行列も。
鉄砲隊行列には川越藩火縄銃鉄砲隊保存会とともに、前橋市が募集した一般人20人が参加する。
開催時間は10時~15時30分。鉄砲隊行列は14時30分に臨江閣を出発し前橋東照宮を経て前橋公園に入る。川越藩火縄銃鉄砲隊の演武は前橋公園で15時から。