3月30日の開花から4日で満開になってしまった「赤城南面千本桜」。周辺の混雑解消のため、赤城南面千本桜まつり実行委員会が4月3日から駐車場の営業を始める。祭りは4月7日~22日。
今年はどこも早かったように、赤城千本桜(ソメイヨシノ)も昨年より11日、例年より10日~2週間早く開花した。実行委員長の石橋照夫さんは「週末はそうでもなかったが、2日にワイドショーで取り上げられると多くの人がやって来た。本当は7日まで待ってほしいところ」と苦しい胸の内を明かす。
実行委員会はまつりの期間、臨時駐車場を用意する。会期前は当然のことながら、駐車場だけでなく誘導にあたる警備員もいないため周辺の交通は混乱した。交通整理を警察に要請するとともに、駐車場の営業を協議。警備会社の協力も得られたことから3日からの営業を決めた。
例年通りなら満開から1週間から10日ほど見頃が続き、その後は桜吹雪が待っている。現在、菜の花も満開。4月10日頃にはヤマザクラ、15日頃からは芝桜が咲き始め4月下旬からゴールデンウィーク頃まで楽しめる。
駐車料金は普通車500円、バイク200円、マイクロバス1,500円、バス3,000円。祭りの収益はサクラの保護育成などに充てる。