医師でマンガ家の「平成医療手技図譜」シリーズのコンプリートを記念した「森皆ねじ子展」が好評につき、大幅に会期が延長された。群馬大学総合メディアセンター医学図書館(前橋市昭和3)。
森皆ねじ子さんは医学生時代からイラストレーターとして活動を始め、医師になってからも同人誌などにマンガやコラムを連載してきた。看護師向けの「ねじ子のヒミツの手技」(エス・エム・エス刊)をはじめ多くの作品が出版されている。
ねじ子展は2009年2月~昨年12月、コミックマーケットやコミティアで販売した「平成医療手技図譜」のコンプリートを記念したもの。1月29日~今月28日の予定だったが開幕から2週間で、5月31日までの延長が決まった。
ねじ子さんの作品は医学書としてのポイントを押さえつつ、イラストやマンガを駆使したわかりやすさが特長で、医学関係者はもちろん一般の人からも支持されている。ねじ子展では「平成医療手技図譜」シリーズ全10点を含む20点を展示中だ。
本名など医師としての顔は秘密。展示終了後は同図書館で貸し出す予定。
開催時間は9時~21時(土曜は17時)、日祝休館。