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高崎に北関東初の「とらや」 とらやの小豆は群馬産だった

店舗がオープンする時にしか販売しない「千里の風」(中形サイズ、1,944円)、200本限定

店舗がオープンする時にしか販売しない「千里の風」(中形サイズ、1,944円)、200本限定

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 大規模な改装工事を終え9月27日、グランドオープンする「高崎タカシマヤ」(高崎市旭町、TEL 027-327-1111)に「とらや」が出店する。北関東初。

【画像】北関東初出店「とらや」店舗外観

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 とらや(本社=東京都)は現在、82店舗(内、海外2)を展開している。高崎タカシマヤ店は83店舗目。

 実は、とらやは群馬と浅からぬつながりがある。さかのぼること90年。1927(昭和2)年、15代店主の黒川武雄氏が利根郡農会(農会=農協の前身)に白小豆の栽培を委託したことに始まり、今も群馬、茨城で契約栽培を行っている。とらや担当者は「古くからご縁のある地に出店できたことをうれしく思う」と話す。

 白小豆は丈が長く、曲がって伸びる性質があるため小豆のように機械で刈り取ることができない。今も手作業で刈り取り、脱穀、選別と手間がかかるが味も香りも格別という。そして白大豆は老舗の技で極上の和菓子になる。

 出店場所は地下1階の食品売り場で、店舗名は「高崎高島屋とらや売場」。定番の羊羹、最中、汁粉、焼き菓子のほか季節の羊羹などをそろえる。

 9月27日には特製羊羹「千里の風」(中形サイズ、1,944円)を販売する。「千里の風」は虎が風を切って走る躍動感を表現した羊羹で、とらやが店舗のオープン時にしか販売しないレアもの。200個限定。

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