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幻の花咲く、問題は開花時間 ぐんまフラワーパーク「サガリバナ」

3メートルの2本に合計約80本のつる、つぼみは例年より多い。写真は7月25日16時頃

3メートルの2本に合計約80本のつる、つぼみは例年より多い。写真は7月25日16時頃

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 夏の夜に咲き、夜明けとともに落ちる「サガリバナ」が7月25日、ぐんまフラワーパーク(前橋市柏倉町、TEL 027-283-8189)で咲き始めた。

【写真】落ちたサガリバナに見るサガリバナの全ぼう

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 サガリバナはサガリバナ科の常緑高木で、日本では奄美大島以南に自生する。夕方から夜にかけて開き始める花は夜明けに落ちる。沖縄などでは鑑賞ツアーも組まれる。

 問題は開花時間。ぐんまフラワーパークの担当者は「閉園時間が17時なので、開演時間中にはなかなか見ることができない。運がよければ閉園時間ぎりぎりに見られる可能性がある」と話す。

 25日は16時頃に開き始めた。この日は戻り梅雨のような天候だった。日中、日差しがなかったことから開花時間が早まったとみられる。

 閉園時間になっても花が開いていない場合は翌朝がおすすめ。咲いたままの形で落ちた花が見られる。

 開演時間は9時~17時。入園料は一般600円、中学生以下無料、犬200円。サガリバナの見頃は8月中旬まで。

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