県外からも多くの見物客がやって来る「赤城南面千本桜」(前橋市苗ヶ島町)が、今週末にも見頃を迎えそうだ。
千本桜は標高400メートルの赤城南麓にある全長1300メートルのソメイヨシノの並木。今年は4月10日に開花した。10日の開花はここ10年で3番目に遅い。最も遅かったのは2012年で14日、次は2011年の12日だった。
12日現在二分咲きだが、予報では14日は21度、15日が25度、16日は24度と急激に気温が上がるとされており、赤城南面千本桜まつり実行委員長の石橋照夫さんは「15日頃に八分咲きになるのではないか」と話す。
赤城南面千本桜まつりは当初4月1日~16日の予定だったが、花が送れていることから延長を決めた。並木は下と上で約100メートルの差があり、1週間程度見頃が続くため、23日頃まで延長される見込みだ。