パフォーマンス集団「お伽囃し風話里（ふうわり）」（高崎市金古町、TEL 027-372-0799）が11月25日、「日本茶喫茶・蔵のギャラリー棗（なつめ）」（同檜物町、TEL 027-326-1167）で「よみかたり」のライブを開催する。同店でのライブは2回目。

　「風話里」のメンバーはPTA活動で知り合い意気投合した、高橋真理さん（語り）、清水美和さん（和太鼓、篠笛）、下田裕子さん（パーカッション、効果音）の3人。「風話里」のパフォーマンスは、登場人物を演じ分ける高橋さんの絶妙な「語り」に合わせ、和太鼓などを使い「音」を入れるのが特徴で普通の会場でも充分に楽しめるが、築120年の「蔵」に年代物の家具や調度品を配した空間で繰り広げられる民話や昔話は、独特な雰囲気を醸し出す。

　今回のライブは午前、午後の2部制で、午前は「花さき山」（斉藤隆介作）を中心に5話、午後は「赤い蝋燭と人魚」（小川未明作）を中心に4話を予定しており、午前・午後ともにラストは18番の「タキワロ」（山口県見島の民話）。

　「前回のライブと同様に、話の内容がそのまま伝わるようにすることを念頭に置きながら、おはやしの音色を添えることによって生まれる風話里ならではの『よみかたり』の魅力を最大限に引き出せるようなパフォーマンスにしたい」（下田さん）と話している。

　開催時間は午前の部＝11時～、午後の部＝16時～。チケットは、大人＝700円（前売り＝600円）、中学生以下＝600円（前売り＝500円）、いずれもお茶付き。前売り券は「棗」で販売している。

ママさんパフォーマンス集団が「蔵」で初ライブ（高崎経済新聞）高崎経済新聞掲載が縁で出演オファー（高崎経済新聞）日本茶喫茶・蔵のギャラリー棗（なつめ）