アニメ界の草創期から今日まで、常に新たな世界を切り開いてきた杉井ギサブロー監督にスポットを当てた「アニメ界のマエストロ杉井ギサブローの世界展」が3月5日から、前橋で始まる。
杉井監督は「タッチ」「銀河鉄道の夜」「あらしのよるに」などの作品で知られるアニメ監督、日本画家。「鉄腕アトム」「悟空の大冒険」「どろろ」「ルパン三世」「まんが日本昔ばなし」「キャプテン翼」など手掛けた作品は枚挙にいとまがなく、自らを「アニメ師」と呼ぶ。
同展は上映会(シネマまえばし、前橋テルサ)、作品展(前橋まちなかサロン)、トークライブ(前橋テルサ)、講演会(同)からなる。
上映される映画は前橋での上映は今回が初となる「あらしのよるに」。シネマまえばしは3月5日。14時45分からの上映前、14時30分から杉井監督が舞台あいさつを行なう。
前橋テルサは3月6日。上映は10時20分から。13時からトークショー、夏山美樹さんのシークレットライブを挟んで14時40分から講演会。テーマは「日本アニメの黎明期から私が歩んだ道・アニメの未来」。
各入場は無料で、事前に申し込みを受け付けていたが若干の空きがある。問い合わせは前橋市にぎわい商業課まちなか再生室(TEL 027-230-8866)で受け付ける。
作品展は3月20日まで。