創業85年の酒類卸し業「新井酒店」(前橋市朝日2、TEL 027-224-6561)が10月15日に始めた小売店が、徐々に酒ファンを集めている。
新井酒店は1930(昭和5)年に前橋市三河町で創業し、2000年に同地に移転した。店主は新井義宏さん(三代目)。新井さんは卸しだけでなく一般の人に商品を紹介したいと「商品を紹介するスペースを考えていたが、ワインセラーを備えた店舗に全面リニューアルした。
店内には日本酒、焼酎、和リキュールなど約100点、ワイン約200点が並ぶ。スーパーやコンビニで扱っていない商品をそろえるために酒蔵やワインセラーに足を運ぶなどして集めた商品だ。
おすすめは日本酒なら「浅間山純米改良住交」(2,462円、浅間酒造)、ワインなら「新潟フェルミエ」(3,672円、ホンダヴィンカーズアンドワイナリー)でいずれも和食に合うという。
「酒好きの人が酒について語り合えるよう、気軽に入ってもらえる店づくりを心掛ける」と意気込む新井さん。BGMにはジャズを選んだ。
営業時間は10時~21時。日曜定休。