高崎のだるま職人が手掛けただるまを展示する「伝統だるまと創作だるま展」が10月3日、高崎シティギャラリー(高崎市高松町)で始まる。
高崎だるまは200有余年の歴史があり、現在、72人のだるま職人が伝統を継承するとともに、時代を映した創作だるまを製造している。同展はこのうちの50人が出品するもので、群馬県達磨製造協同組合として初の試みとなる。
伝統的なだるまは赤いボディ。まゆは鶴、ひげは亀と縁起物をモチーフにした顔の脇に「家内安全」「学業成就」などの願い事を書き込む。一方の創作だるまは色はもちろん、形も伝統的な枠から飛び出たものもある。
同展では伝統だるまのほか、こうした創作だるま約50点を展示する。
開催時間は10時~18時。入場無料。10月8日まで。