高崎市街地で花木の寄せ植え講習会-市民約20人参加

「ツナシマ」店頭の模擬展示についての説明をする天田さん(中央)と講習会に参加した市民

「ツナシマ」店頭の模擬展示についての説明をする天田さん(中央)と講習会に参加した市民

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 高崎市街地の商店街「さやもーる」で9月27日、「たかさき花百彩」プロジェクト参加者向けの「花や樹木の寄せ植え」講習会が開かれ、市民約20人が参加した。

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 同プロジェクトは、2008年3月29日から開催される「第25回全国都市緑化ぐんまフェア(花と緑のシンフォニーぐんま2008)」の高崎会場となるJR高崎駅から高崎城趾公園周辺までの地域を花と緑で彩るもので、プロジェクト参加者には助成金が出る。対象となる場所は、該当地域内の誰でも見ることのできる店舗や事業所、住宅などのオープンスペース。

 講習会は、セミナーと街頭でのデモンストレーションの2部構成で、天田玉江さん(伊勢崎市在住)が講師を務めた。天田さんは英国王立園芸協会会員で、群馬県主催のガーデンコンクールの審査員を務めている。

 デモンストレーションは、さやもーる内の注文服と制服の店「ツナシマ」店頭で行われた。同店店頭は前日、天田さんによってマユミ、ソヨゴ、モミジなどの雑木と、秋の花を使った寄せ植えなどで飾られていた。天田さんは「『都会の森で深呼吸』をテーマに構成した。紅葉した時の葉の色の違いや、木の肌の色を考慮しバランスをとっている。もともと店頭にあった常緑のトネリコも利用した」と話し、実際の木や花に触れながらまとめ方のポイントなどを説明した。

 講習会に参加した藤澤石材店(同市あら町)藤澤秋子さんは「上手にできるか不安だが楽しみながらやってみたい」と話していた。

 プロジェクト参加者は、所定の書類審査を経て随時決定される。第2次の募集締切は12月28日。受付窓口は、全国都市緑化ぐんまフェア高崎市実行委員会事務局(TEL .027-395-9050)。

全国都市緑化ぐんまフェア高崎市実行委員会

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