高崎市在住の藍染め作家、関礼子さんが大和屋本店(高崎市筑縄町)のギャラリーで現在、「藍染展」を開催している。
関さんは関工房(高崎市台町)主宰。制作活動に取り組む傍ら、高崎市染料植物園で藍染めを教えている。
大和屋本店での展示会は年に2回開く。会場費を関さんが負担し、売上は「工房あかね」(高崎市山田町)に寄付する。工房あかねは障害を持つ人の芸術活動を支援するNPOだ。
「藍染めを教えることも、こうした展示も藍染めのよさを広めたいから」という関さん。根強いファンの心を打つのは藍の色だけでなく、藍染めを通しさまざまな活動を続ける関さん自身なのだろう。
回を重ねるごとにリピーターが増えている展示会。今回は約30~40種類合計数百点(1,000円~60,000円)をそろえた。
開館時間は9時30分~19時。5月6日まで。