8月4日、5日に開催される「高崎まつり」の一環で、よさこいソーラン踊り「たかさき雷舞」が開催される。
「たかさき雷舞」は、高崎名物のダルマを象った鳴子を手に、群馬県を代表する民謡、八木節に合わせて踊る群舞で、毎年10月に開催される「たかさき雷舞フェスティバル」には、同市内だけでなく市外、県外から30チーム以上が参加している。こうしたチームの中には、中学生や高校生のチームもある。
市民チーム「爽」のリーダー齋藤多恵子さん(YMAミュージカルアカデミー専任講師)は、市立片岡中学校の選択体育の授業で雷舞を指導している。「『雷舞』には、ダルマの鳴子を持ち、『雷舞八木節』を使って踊る基本形があり、体育の授業や運動会などで採用する学校が増えている。「爽」は、『雷舞八木節』の基本形をアレンジしたものや、『轟躍』などを踊っている。誰もが踊れる基本形があるのは『雷舞』人口増加に有益なことだが、チームとしては完全なオリジナルを完成させたい」(齋藤さん)と話す。「爽」のメンバーは7歳~50歳代までの約30人で、齋藤さんが実行委員を務めた2004年の雷舞フェスティバルをきっかけに結成され、「年間を通じて少なくとも月1回、オンシーズンは週2~3回練習を続けている。踊りを見て一緒に楽しんでほしい」(齋藤さん)とも。
もてなし広場で開催される「たかさき雷舞」には、「爽」をはじめのべ27チーム(4日=17チーム、5日=10チーム)が参加する。時間は両日とも15時~17時。