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群馬県重文「臨江閣」で「ひなまつり」-段飾りのなど明治時代のものも

重要文化財「臨江閣」に飾られた段飾り

重要文化財「臨江閣」に飾られた段飾り

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 群馬県指定重要文化財の「臨江閣」(前橋市大手3)で現在、前橋市民から寄贈されたひな人形を展示している。

近代和風洋式の「臨江閣」

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 臨江閣は本館と別館があり、本館は1884(明治17)年に迎賓館として、別館は1910(明治43)年に貴賓館として建てられた近代和風の木造建築。現在は前橋市が管理しており、文化的な目的に限り貸し出しも行う。

 ひな飾りは2009年、広報誌を通じて市民に呼び賭け、約20人から7段飾り16基、御殿飾り3基、その他の人形約30基を譲り受けた。古いものでは7段飾りは大正時代、単体の人形は明治時代のものがある。

 おひなさま自体が日本の伝統美であるわけだが、臨江閣や高崎新町の明治天皇新町行在所のように和風建築の中で見るおひなさまはいっそう趣き深く、毎年足を運ぶ人もいる。

 会館時間9時~16時。月曜休館。4月8日まで。

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