戦争中、前橋市庁舎として使われた建物でミュージカル-いよいよ開幕

第二次世界大戦中、前橋市役所として使われた前橋臨江閣、写真は本館

第二次世界大戦中、前橋市役所として使われた前橋臨江閣、写真は本館

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 前橋の歴史的建造物の一つ「臨江閣(りんこうかく)」(前橋市大手3)で10月18日、群馬県立前橋女子高校音楽部、読み聞かせ源氏物語の会、前橋空襲の語り部による朗読・ミュージカル「前橋空襲」が上演される。

前橋臨江閣は秋篠宮夫妻も訪れた

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 臨江閣は1884年(明治17年)、当時の群馬県令、揖取素彦(かとりもとひこ)や前橋市内の有志の協力により迎賓館として建てられた本館と茶室、1910年(明治43年)に一府十四県連合共進会の貴賓館として建てられた別館から成り、本館と茶室は群馬県、別館は前橋市の重要文化財に指定されている。

 第二次世界大戦中、臨江閣は前橋市庁舎として使われた。前橋は1945(昭和20)年8月5日の大空襲で市内の80%を消失した。臨江閣は戦火を免れた上、現在まで残る数少ない建造物の一つ。

 臨江閣では9月5日から企画展「前橋空襲と都市の復興」が開催されており、朗読とミュージカルで描く「前橋空襲」は同展の一環で上演される。

 当日は前橋女子高校音楽部(80人)がミュージカルを、巣山悟さん、降旗ふさ江さんが前橋空襲の体験記を朗読する。

 また、前橋空襲を語り継ぐ原田恒弘さんら語り部3名と同音楽部員による座談会も予定されており、同イベント担当者は「戦争を知らない世代にとって64年前に前橋で起きた歴史的な出来事を通して戦争について考える契機にしたい」と話している。

 開演時間は13時30分~15時。定員150人。観覧無料。

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