節電のためエアコンの使用が控えられる中、ショッピングセンターや百貨店の「ひんやりグッズ」コーナーが活況だ。
代表的なひんやりグッズは首に巻いて使う冷却ジェル付きのタオルや細いマフラー状のもの。昨夏に比べ色や形状が豊富になった。
けやきウオーク前橋内のアピタでは4月21日に特設コーナーを開設。約200アイテムをそろえた。売れ筋は、水でぬらして首に巻くだけで涼感が得られる吸収ポリマー入りのスカーフ(298円~1,260円)で、最も売れた「マジクール」(680円)は現在品切れで今後の入荷は未定の状態。
高崎タカシマヤでは、「クールチーフ」(1,050円)、「冷却ネックスカーフ」(998円)、「クールタオル」(716円)が売れており、一時品切れになったが再入荷した。このほか、シャツにスプレーするだけで涼感が得られる「シャツクール」(525円)も売れている。
水分補給関連の商品も好調で、アピタでは「ステンレスボトル」(980円~3,980円)が7月だけで3000本(前年比240%)出た。高崎タカシマヤではペットボトルなどの保冷保温ができる布製のポーチ「ドットポーチ」(1,260円)が売れている。このポーチは表面が布製で内側に保冷保温素材が使われており、冷たいペットボトルをバッグに入れる際、他のものに水滴が付くのを防げる。