日本初登場の「養毛料」、高崎のバイオベンチャーが販売始める

養毛料「TBジェルローションhg」

養毛料「TBジェルローションhg」

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 香港とオーストラリアに拠点を置く再生医療ベンチャー「アディステム社」と販売代理店契約を結んだバイオベンチャー「ペプタイドドア」(高崎市下之城町、TEL 027-346-6702)が8月31日、養毛料「TBジェルローションhg」の販売を開始した。

ヘキサペプチド-20を使ったジェルクリーム

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 アディステム社は、ヒト脂肪由来幹細胞を用いた気腫、II型糖尿病、脳卒中などの治療法開発の過程で得たTB4-7ペプチドを配合した「毛髪を健やかに保つジェルローション」として同商品を販売している。「TBジェルローションhg」はその日本名。

 ペプタイドドアが同商品の輸入販売の準備に着手したのは昨年の夏で、販売開始までに1年を要した。ペプタイドドア社長の鈴木政嗣さんは「薬事法をクリアするための内容物の検査やラベル表示の整備に時間がかかった。非常に大変だった」と振り返る。

 以前は養毛料と言えば男性向けだったが、最近では女性の利用者も多いことから、同社では、ブルーとピンクの2種類のパッケージを用意した。

 鈴木さんは「髪のボリュームが気になる、ハリやコシがない、若々しい髪を保ちたいという思いは男女を問わず万国共通の思い。TB4-7ペプチドはチモシンベータ4の活性部位の部分ペプチド。ペプチド化により浸透性の高さが特徴」と力を込める。

 価格は50グラム入りで8,900円。同社ネットショップのほか「リンク高崎店」(高崎市高関町、TEL 027-388-0077)で販売。月間約1,000本の販売を見込む。

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