高崎「第2のラスク」はソフトタイプ-老舗和菓子店が発売

高崎「第2のラスク」、第1のラスクに迫れるか

高崎「第2のラスク」、第1のラスクに迫れるか

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 フランスパンを焼いたラスクで全国的な知名度を得た「ガトー・フェスタ・ハラダ」(高崎市新町)に続けと、老舗和菓子店「観音屋」(同市中紺屋町、TEL 027-325-2000)が3月20日、「観音ラスク」を発売した。

観音屋は「中央軒」「橋本青果店」と同じ通りに

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 観音ラスク(プレーン、コーヒー味)は同店でラスク用に焼いた専用のスポンジ生地を約1センチの厚さに切り、2度焼きし、グラニュー糖をまぶしたもの。焼きたてはとてもやわらかく、口に入れるとほろほろと崩れるほど。時間がたつと締まってくる。

 同店工場長の辻久昭さんは「小さな子どもからお年寄りまで食べられるラスクがあってもいいのでは――と考え、ソフトラスクを開発することになった。専用のスポンジ生地はブランデーケーキの生地をアレンジ。生地の焼き具合が仕上がりを左右するため火加減に苦心した」と振り返る。

 同店主力商品の「観音最中」の日持ちが7~10日と短かめなのに対し、ソフトラスクの日持ちは1カ月半~2カ月と長い。「ギフト用に日持ちのいい商品があれば」という声が寄せられていたことから、「観音ラスク」は顧客の声に応えた商品となった。

 発売から1カ月、評判は上々で辻さんは「観音ラスクの味はもちろんだが、観音最中と同様に高崎白衣大観音のご慈悲をいただけるありがたいもの。ぜひ食べてもらえたら」と力を込める

 価格は1枚75円、18枚入り1,400円。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。

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