前橋テルサ(前橋市千代田2、TEL 027-231-3211)で8月15日に開催される「若手落語家選手権in前橋」の採点方法が7月26日、公開された。
「若手落語家選手権in前橋」は昨年8月に初開催され、今回が2回目。昨年は「たいこ腹」を披露した金原亭馬吉さんがグランプリに輝いた。
同選手権を主催する前橋若手落語家選手権実行委員会は「公平な採点」にこだわり、昨年も投票方法を決めるまでに何度も話し合いを持ち、1人1票、一番いいと思った人に投票してもらうことにした。
「昨年の方法だと一番最初に出る人は不利に、真ん中と最後が有利になりがち。『この人も良かったが、あの人も捨てがたいと投票時に迷った』という声もあったため、今年は2票持ってもらうことにした」(代表の竹内さん)という。
今年、エントリーしたのは三遊亭好の助さん、柳家小蝠さん、春風亭一之輔さん、林家ぼたんさん、立川らく次さんの5人で、いずれも二ツ目。女性の出場は林家ぼたんさんが初となる。
出演順と演目は、三遊亭好の助さん=「牛ほめ」、柳家小蝠さん=「豊竹屋」、春風亭一之輔さん=「天狗裁き」、林家ぼたんさん=「悋気の独楽」、立川らく次さん=「鮫講釈」。
ゲストは真打の三遊亭兼好さん。兼好さんは昨年、同選手権について、「こうした選手権が都内で開催される場合、『仲間』の出席率によって勝敗が決まることが多い。地方で開催したことにより公平な評価が得られたと思う」と講評する。
開演時間は13時。入場料は、指定席=2,800円(当日3,300円)、自由席=2,500円(同=3,000円)。チケットは前橋テルサ、煥乎堂前橋本店(TEL 027-235-8111)などで扱っている。