高崎に5月29日にオープンした昼は二郎系ラーメン、夜は豚肉料理を中心に提供する居酒屋との二毛作店「豚さんち」(高崎市飯塚町、TEL 027-388-1029)がリピーターを増やしている。
二郎系は濃厚なスープ、太めの麺にチャーシューや野菜を山盛りにしたラーメンで、1960年代に東京都港区三田にオープンした「ラーメン二郎」の流れをくむもの。店主の若林さんは「二郎系のラーメンが好き。群馬県内に二郎系のラーメン店が少なく、二郎系ラーメンを知って欲しかった」と話す。
100平方メートルの店舗はカウンター6席を含む34席で、夜は居酒屋として営業する。「昼と夜の業態を変える店舗は都内ではやっているが群馬にはまだ少なく、高崎で成功させたいと考えた」という。
女性客も入店しやすいようインテリアにも気を配った。店の外には同店のマスコットの黒豚を設置し、店内の床には豚の足跡を付けた。スタッフと一緒に塗った壁は雰囲気を重視しアイボリーを選んだ。現在、利用客は女性と男性が半々で、昼より夜の利用が多いという。
昼のラーメンメニューは「豚さんちラーメン豚ダブル」(750円)、「角煮ラーメン」「上州辛味噌つけ麺」(以上850円)など10種類。夜は「角煮」(オープン記念価格=980円)、「サムギョプサル」(980円)など60種類、アルコールは100種類を用意する。
営業時間は11時30分~14時、18時~24時。