5月10日の予約開始日から店頭に並ぶ人も出たiPadの販売が5月28日、始まった。高崎、前橋の取り扱い店舗3店には、当日販売分のiPadを入手しようと開店前に並ぶ人の姿もあった。

開店前のLABI1高崎

　LABI1高崎（高崎市栄町、TEL 027-345-8811）には開店1時間30分前から並び始めた。ヤマダ電機PC&マルチメディア館前橋本店（前橋市日吉4、TEL 027-235-2266）もほぼ同様だった。ヤマダ電機の担当者は「開店時にはLABI1高崎は30～40人、前橋本店は15人になった」と話す。

　ビックカメラ高崎東口店（高崎市栄町、TEL 027-327-2111）では昨日の取材で、「当日販売分はあるが、予約分の引き渡しを優先する。予約客同士の混乱を避けるために個別に引き渡し時間を伝えてある。当日販売分は実際には明日からの販売となる。予約は受ける」（同店担当者）と話していた通り、当日開店前に訪れた客に同様の説明を行った。

　ビックカメラ高崎東店で「明日から」と聞き、LABI1高崎の列に加わった斉藤さんは「8時には並べたのでLABI1に並べばよかった。購入できるかどうかわからない」と不安を口にした。

　ツイッターでは朝から開店待ちの状況や、iPodを手にした感動などのツイートが多かったが、昼ごろになると「並ばなくても買えた」「えっ、ちなみにどこで」などのやり取りも見られた。

　予約して購入した木部さん（玉村町在住）は「米国で販売されたものを使ったことがあるので、初めて手にしたわけではないがやはり興奮する。学生に配布する大学も出てきており、教育の現場で使われるようになることがコンテンツを増やす鍵になる」と力を込める。