高崎に「古民家風」喫茶店-南米で修行したコーヒー鑑定士が企画

大和屋本店を彷彿(ほうふつ)とさせる「Cafe Yamato あしび」の外観

大和屋本店を彷彿(ほうふつ)とさせる「Cafe Yamato あしび」の外観

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 ブラジル、グアテマラ、コスタリカなどの世界有数のコーヒー豆の産地で修行した平湯聡さんが監修した喫茶店「Cafe Yamato あしび」(高崎市筑縄町、TEL 027-370-4320)が11月18日、オープンした。

エルサルバドルのコーヒー農園オーナーと平湯聡さん

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 聡さんは自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「大和屋」平湯正信社長の長男で、立教大学卒業後の2004年4月に南米へ渡り、ブラジル三菱商事のサントス事務所勤務を経て、グアテマラ、コスタリカなどのコーヒー農園に住み込んで修行した経験を持つ。帰国後、2007年2月からコーヒー生豆の輸入商社に入社し大阪支店の営業チームの一員として活躍。今年4月、群馬に戻り大和屋へ入社した。

 ブラジル・サントス市商工会認定コーヒー鑑定士など国内外の認定資格を持つ聡さんは今年10月、ボリビアで開催された品評会「Cup of Excellence(カップオブエクセレンス)」の審査員も務めた。

 「Cafe Yamato あしび」のオープンに際してはレイアウト設計からメニュー開発までを手がけた。聡さんは「コーヒー豆と陶器を中心にした物販店舗を展開している当社が初めて手がける飲食店なので、すべてのことが初めてで暗中模索の状態だった。当社スタッフをはじめ多くの人のアドバイスと支援のおかげでオープンにこぎ着けた」と振り返る。

 大和屋本店(同)のイメージを引き継ぐ古民家風の外観が目を引く同店の店舗面積は60坪。席数は56席とゆったり配置する。コーヒーは5連式の大型光りサイホンで抽出し、備前や伊万里などのカップで提供する。

 ドリンクメニューはブレンド3種、ストレート10種、紅茶などが約10種類、トマトシチューなどの軽食、スイーツもあり、価格は450円~800円。

 営業時間は10時~19時。

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