「ニッコールクラブ」前橋支部が写真展-高崎シティギャラリーで

岸克彦さんの3枚組作品の1枚「アフター・ヌーン」。岸さんは頭をかきながら「写真展の準備で忙しいので自分の作品しか提供できず」と恐縮

岸克彦さんの3枚組作品の1枚「アフター・ヌーン」。岸さんは頭をかきながら「写真展の準備で忙しいので自分の作品しか提供できず」と恐縮

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 ニコンのカメラとニッコールレンズ愛好者の会「ニッコールクラブ」前橋支部(小林忠司支部長)は2月27日から、高崎シティギャラリー(高崎市高松町)で「ニッコールクラブ前橋支部写真展」を開催する。

岸克彦さんの3枚組み作品を見る

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 ニッコールクラブは1952(昭和27)年に設立された。前橋支部の設立は2003年で、現在の会員数は22人。

 前橋支部での写真展は今回が初。事務局の岸克彦さんは「昨年、5周年を記念して写真展の開催を計画したが、5周年中に開催できる会場がなかった。本当は6周年目に入っているが、5周年中に撮った写真を展示するので5周年ということに」と話す。

 岸さんはニッコールクラブ会員を対象にした「会報フォトコンテスト(サロン・ド・ニッコール、ネイチャー・フォトサロン、ビギナーズ・フォトサロン)」や、非会員も対象にした「ニッコールフォトコンテスト」などに焦点を絞り、モノクロを中心にした制作活動を行っている。

 「最近はコンテストでもデジタル作品をよく目にする。デジタルは瞬間をとらえるというより、その後の画像処理能力が問われる傾向にある。私は40年間、250分の1秒の瞬間にこだわってきたので、これからもそのままかも」(岸さん)と技術革新による作品の変化と、自身について振り返る。

 同展ではデジタル、銀塩含め22人、67作品を展示する。開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。観覧無料。

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