ネコ関連の作品を手がける「工房ココリン」(前橋市六供町、TEL 027-224-4247)の斉藤恵美子さんが2月19日から、東京・自由が丘のギャラリー「古桑庵」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3718-4203)でネコグッズを展示している。
斉藤さんは無類のネコ好きで、さまざまな顔をしたネコのブローチやネコの絵など、ネコグッズを制作している。「とにかくネコが好き。ネコ好きの人はいろいろな表情のネコグッズが好きなので、同じ顔にならないようにしている」。
母親は七宝焼の技法「ロウ七宝」をあみ出した斉藤芳子さん。「母の作品はアート性が高いけれど、私のものはもっと気軽な作品。七宝で新しくチャレンジしたいネコグッズは、銅板の代わりにガラスを使ったもの」(恵美子さん)。
今回は、陶芸・角田京子さん(勢多郡富士見村)、フェルト・茂木美佳さん(同)、トンボ玉・永森弘子さん(同)、着物リメーク・工房楓(高崎市)、草木染め・ゆぃ屋(埼玉県本庄市)とのグループ展で、展示作品は600点に上る。
「どの作品も細かい手作業で仕上げたものばかり。『丁寧な仕事ですね』と声をかけてくれる人も多い。限られたスペースに600点の作品を並べたので、作品があふれている感じがにぎやかで楽しい雰囲気になっている。ネコ好きの人もそうでない人も足を運んでもらえたら」(恵美子さん)とも。
会場では作品の販売も行う。価格は500円~8,000円。開催時間は11時~18時30分(最終日は17時まで)。