季節外れの直売所にポスター貼りだし-高崎・くだもの街道に彩り

ポスターは「直売所のほかに、県内外の物産展などの会場でも使う」(富沢さん)予定

ポスターは「直売所のほかに、県内外の物産展などの会場でも使う」(富沢さん)予定

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 ナシやモモ、プラムなどのフルーツの宝庫、高崎市・榛名エリアの女将(おかみ)さんグループが、シーズンオフの直売所にポスターで彩りを添えるプロジェクトに取り組んでいる。

4人の女将たちを見る

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 榛名エリアは果樹栽培が盛んで、国道406号線の下大島から始まる「くだもの街道」には約50軒の直売所が立ち並ぶ。当然のことながらこれらの直売所は、シーズンオフになるとシャッターやガラス戸を閉める。

 そうした中、昨年7月、榛名観光協会に「立ち並ぶ休業中の直売所が随分と寂しい雰囲気だ。何とかならないか」というクレームが入った。

 これを受け、富沢さんら果樹園の女将4人が立ち上がり、シャッターやガラス戸にポスターを貼る活動を始めた。デザインコンセプトは「女性らしくて人目を引くもの。榛名ゆかりの竹久夢二をほうふつとさせるイメージも取り入れた」(富沢さん)という。

 でき上がったポスターは12月中旬、約100軒の直売所のシャッターやガラス戸に貼られた。「女性らしいポスターを貼り出したことで寂しさが薄れた。里見や榛名エリアが果樹栽培の盛んな地域だと知ってもらうためにも良かった」(同)と話しており、果樹のシーズンには店内に貼り、「果樹の里」をアピールする考え。

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