築51年の古民家をリノベーションした民泊施設「カラスヤゲストハウス」(高崎市あら町、TEL 080-7224-0634)が12月9日、オープンした。
運営を手がけるのは高崎市出身の野村敬祐さん。野村さんは高崎経済大学在学中にドイツに留学。留学中にウクライナ、ハンバリー、フランス、エジプト、タイなど30カ国を巡った。野村さんは「バックパッカーの旅を経験し、旅人が交流できるゲストハウスを高崎に作りたいと思った」と振り返る。
2016年、大学卒業とともに「日本旅行」に入社。3年後に転職した「リクルート」を経て高崎に戻った。
物件を探す中、高崎駅西口から徒歩8分と好立地の鉄骨造り2階建て160平方メートルの酒屋跡に出会う。
「高崎市の空き家対策の対象物件だった。建物の歴史を生かしつつリノベーションしよう」と考えた。リノベーションは水道・電気工事を除き、野村さん、友人、地域の協力者で行った。
6カ月後、土間付きのラウンジ、和室、キッチンなどのパブリックスペース、客室3室、11人収容のゲストハウス「カラスヤゲストハウス」が完成した。屋号の「カラスヤ」は「カラスのように自由気ままに羽を休めたりできる場所になりたい」との思いを込めた。
宿泊料金は4人部屋(2段ベッド)1泊1人4,500円~、4人部屋(洋室)1泊1人8,000円~、3人部屋(和室)1泊1人4,500円~。
チェックインは16時~21時。チェックアウト10時。