高崎・群馬県立歴史博物館、県内外の小学校利用が年間200校超に

「火おこし体験」で実際に火をおこす児童たち

「火おこし体験」で実際に火をおこす児童たち

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 2007年度、群馬県立歴史博物館(高崎市綿貫町、TEL 027-346-5522)を利用した小学校が234校にのぼり、今年度もすでに約40校が利用していることがわかった。

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 同博物館は1979年(昭和54年)のオープン以来多くの企画展を開催してきた。昨年開催した「むかしのくらし展」では、白黒テレビで実際のテレビ映像を見たり、会場内に設置したダイヤル式の黒電話で通話を体験できたりと、広い視野で歴史をとらえた展示が特徴。

 昨年秋には常設展示の充実を図るため、1960年代に撮影された高崎線、信越線、草軽電鉄など合計8路線の映像を紹介するコーナーと、草軽電鉄資料コーナーからなる「ぐんまの鉄道」を新設した。

 小学校の利用は「県内の学校は遠足や社会科見学での利用が多く、県外の学校は軽井沢や日光などで実施する林間学校の行き帰りの利用が多い」(同館担当者)といい、234校中半数弱は県外の学校で、練馬区、目黒区の利用が多い。

 同館では、学校向けの体験メニュー「火おこし体験」「石うす体験」「縄文編み体験」などを用意しており、今後も地域に根ざした社会教育施設として学校の要望をできるだけ吸い上げ、展示の充実を図る考え。

 予約は電話で受け付けている。応対時間は、9時~12時、13時~16時(平日)。

関連写真映る白黒テレビ、話せる黒電話など「むかしのくらし」展(高崎前橋経済新聞)野球王国、群馬の歴史を振り返る-あだち充の色紙も展示(高崎前橋経済新聞)「錠前コレクション」展-日本最古の鍵「海老錠」も(高崎前橋経済新聞)群馬県立歴史博物館

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