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前橋「からくり人形作家」群馬初大規模展 「ボックスシアター」18点

初公開「アンダー・ザ・ウッズ」(2021年、作家蔵 萩原朔太郎「恐ろしく憂鬱なる」より)

初公開「アンダー・ザ・ウッズ」(2021年、作家蔵 萩原朔太郎「恐ろしく憂鬱なる」より)

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 「前橋文学館」(前橋市千代田3、TEL 027-235-8011)が10月9日から、からくり人形作家「ムットーニ」こと武藤政彦さんの「ボックスシアター」などを展示する「ああ。これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」を開催する。大規模展は群馬初。

からくり人形作家「ムットーニ」

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 武藤さんは1956年神奈川県生まれ。創形美術学校研究科修了後、1980年代から油彩とともに立体作品の制作を始めた。音と光と人形が織りなす幻想的な作品は世界的に注目を集める。

 ボックスシアターは小さな箱に収めた人形(自動)がストーリーを展開するもの。

 「ああ。これはなんという美しい憂鬱だろう ムットーニのからくり文学館」ではボックスシアターの新作を含む18点を展示する。このうち8点は萩原朔太郎をテーマにした作品で、武藤さんがこよなく愛する萩原朔太郎生誕の地での大規模展示となる。

 10月9日、12月4日、1月16日には武藤さん自身による「ギャラリーツアー」を開催する。各先着10人(要予約)。

 観覧料は一般500円。開館時間は9時~17時。水曜、12月29日~1月3日休館(11月3日開館、翌4日休館)。来年1月16日まで。

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