前橋商工会議所青年部「緑水会」は4月20日、カップ麺「食べてよろこBU、贈ってもよろこBU、BUBUづくしの上州麦豚うどん」の販売を開始する。
緑水会では「TONTONのまち前橋」の新名物を企画しようと昨年9月から新商品の開発に取り組んできた。同会は昨年6月4日、前橋商工会議所青年部設立30周年を記念品に「とん汁うどん」(カップ麺)を企画し、記念式典の土産にした。「上州麦豚うどん」はこの「とん汁うどん」がベースになった。
上州麦豚は、麦類中心のヘルシー飼料を与えゆっくりと育てる群馬県産のブランド豚で、赤身がきめが細かくあっさりとしているのが特徴。
「具材にはぜひとも群馬産のブランド豚『上州麦豚』を使いたいと思った。しかしフリーズドライの上州麦豚はない。ならば作ってしまえ」(同会担当者)と、県内で初めて上州麦豚をフリーズドライ化したという。「上州麦豚をフリーズドライにするなんてもったいないという意見もあったが、ほかでは味わうことのできない究極のカップ麺を追求した」(同)結果、「上州麦豚うどん」が完成した。
「上州麦豚うどん」はみそ風味のスープ、やや幅広の麺、上州麦豚、油揚げ、しいたけ、ごぼう、にんじん、ねぎなどの具が入り、1個136グラム(めん72グラム)。価格は、豚をかたどったギフトパッケージに「上州麦豚うどん」が2個入り960円。5,000セットを限定生産した。
「上州麦豚うどん」はJR前橋駅構内の「前橋物産館広瀬川」で販売されるほか、「取り扱い店を増やしていくので、申し込みを受け付ける」(同)としている。
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