高崎映画祭実行委員会は2月16日より、シネマテーク高崎(高崎市あら町、TEL 027-325-1744)で「第22回高崎映画祭」のプレ上映を実施する。
北欧の至宝と評されるカール・ドライヤー監督(デンマーク、1989~1968年)は1918年から約50年にわたり映画を製作したが、長編は14本だけ。今回、このうちの代表作5本を上映する。カール・ドライヤー監督作品をまとめて上映するのは群馬県初の試み。
「カール・ドライヤー監督はベルイマンを悔しがらせ、ゴダールを驚嘆させた。高崎映画祭20数年の歴史の中で、ようやく『聖なる映画作家、カール・ドライヤー特集』が実現できた。『第22回高崎映画祭』は至宝の映像を楽しめる」(同映画祭関係者)と話す。
シネマテーク高崎では「裁かるるジャンヌ」「吸血鬼」「怒りの日」「奇跡」「ゲアトルーズ」を日替りで上映する。チケットは当日券(1,000円)のみ。今月22日まで。
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