高崎名物「だるま」発祥の地、少林山達磨寺(高崎市鼻高町)で1月6日から開催されている「少林山七草大祭だるま市」は今年、天候に恵まれ出足が好調で参拝客は2日間で21万人を超えるもよう。
6日の高崎市は気温が15度近くまで上昇し、上州名物「空っ風」も吹かず小春日和となった。「今年は初日が日曜にあたり、加えて天候に恵まれたこともあって出足が早く、15時過ぎには本堂までの石段への入場規制を行った」(同市観光協会関係者)ほどだった。例年は19時過ぎに人出のピークを迎えるが今年は出足が早かった分、夜間は例年より少なめだった。初日のだるまの売れ行きは「例年より多かった」(同)という。
少林山周辺には約850台分の臨時駐車場(普通車1台=1,000円)が用意されたが、入出庫に時間がかかるため、近隣の町内や市街地から歩く人の姿も見られた。