ドライブスルー花見の名所、国体道路が今週末にかけて満開になりそうだ。
前橋地方気象台は4月2日、前橋のソメイヨシノの開花を宣言した。開花は平年より2日遅いだけだが、昨年と比べると10日遅れ。直近で最も遅かったのは2012年で4月8日だった。
国体道路は前橋地方裁判所前交差点(前橋市大手1)から国道17号線の下箱田(渋川市)に至る利根川沿いを走る路線。1983(昭和58)年に開催された「赤城国体」に合わせて整備された。
道路の両端に立ち並ぶソメイヨシノは満開ともなればサクラのトンネルに。4月5日現在、五分咲き。咲いている枝とつぼみのままの枝が1本の木に混在しており、トンネル全体がサクラ色に染まるまでにはもう少し時間がかかりそうだ。
このほか前橋公園は三分、敷島公園は五分、赤城南面千本桜はつぼみの状態。これを受け前橋市4日、赤城南面千本桜で開催の「桜まつり」の会期延長を決めた。詳細は未定。