高崎市の郊外、榛名山南麓に6月17日、コーヒー専門店「SPROCKET & COFFEE(スプロケットアンドコーヒー)」(高崎市箕郷町)がオープンした。
同店の店舗は建築設計業の「アイルズハウス」(同)が店舗用のモデルハウスとして建てた物件で、コンセプトは「ポートランドにあるようなコーヒーショップ」。レンガ造りの倉庫や工場を思わせるデザインが特徴だ。
箕郷町は自転車レース「榛名ヒルクライム」の舞台の一つ。そのため英語で自転車の歯車を意味する「SPROCKET」を店名にした。
店主は移動カフェ「カフェマカプ」を運営する倉林範行さん。倉林さんは高崎出身。サラリーマン生活にピリオドを打ち、2008年に小樽で起業し「カフェマカプ」を開店。2010年、移動販売車とともに高崎に戻った。固定店舗での営業は初。
コーヒーは自家焙煎で、メニューは「カフェマカプ」と同じ約20種類(250~450円)をそろえる。「ハンドピック(焙煎前後に悪い豆を手で取り除く作業)したコーヒーは雑味がなく、香りがいい」と胸を張る。
営業時間は10時~19時。木・日曜定休。