巨人軍などで活躍した元プロ野球選手で、群馬ダイヤモンドペガサスのピッチングコーチだった河野博文さんの店「居酒屋 大喜屋げんちゃん」(高崎市筑縄町、TEL 027-388-8336)がオープンから1カ月、地元で話題になっている。
【写真】長嶋茂雄名誉監督に書いてもらった「げんちゃん」の看板
河野さんは群馬ダイヤモンドペガサスのピッチングコーチに就任した2008年に群馬に移り住んだ。同職を退任した2009年以降も群馬で暮らし、4ヘクタールの畑でタマネギ栽培を始め、150トンを出荷するまでに。
河野さんは自前のタマネギを使う料理を提供する店の経営を考えていた。オープンした店の名前にもなっている「大喜屋」は今年6月に閉店したうどん店の屋号。うどん店に顧客が付いていたこともあり、「大喜屋」の屋号を引き継ぎ、昼はうどん店、夜は居酒屋の二毛作店としてオープンした。
昼の人気メニューは「純カレーうどん」(730円)、「純カレーつけ麺」(730円)、「ネギ豚カレーうどん」(950円)など6種類のカレーうどんだ。カレーうどんには河野さんが栽培したタマネギがトッピングされている。
夜はオニオンスープ味の「げんちゃん鍋」(1人前1,380円)、「げんちゃんのオニオンリング」(430円)、「げんちゃんのタマネギスライス」(430円)などタマネギメニューを中心に約60種類をそろえる。
「有機肥料で育てたタマネギは水分量が多く大きく育ち甘いのが特徴。おいしいタマネギ料理を囲んで野球談義しませんか」と呼び掛けている。