アンディ・ウォーホルやロイ・リクテンスタインなどのポップアートを展示する「世界をポップに!!ポップアートinアメリカ」が4月25日、高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)で始まった。
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ポップアートは「大衆的な」を意味する「popular(ポピュラー)」に由来する。1950年代にイギリスで発祥し、1960年代にアメリカで花開いた。アンディ・ウォーホルに代表される全盛期にはマンガや商業広告のイメージを作品に取り込むなど、大量消費時代を象徴するムーブメントとなった。
同展ではアンディ・ウォーホル「ジャッキーI」(1965年)、「ジャッキーIII」(同)、「マリリン・モンロー」(3点1967年)、「花」(10点組み1970年)、ロイ・リクテンスタイン「夢想」(1965年)、「いい夢でも見ていろ、ベイビー!」(同)など、デヴィッド・ホックニー、リチャード・ハミルトン、ジャスパー・ジョーンズなどアメリカの作家を中心に約100点を展示している。
日本人では池田満寿夫、草間彌生、岡本健彦、佐藤正明などの作品が見られる。
観覧料は一般300円、大高生200円。開館時間は10時~18時(金曜は20時)。休館日は5月7日、5月11日以降の月曜。6月14日まで。