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昭和生まれの「ワッフル」今も変わらぬ人気-前橋の和菓子店

カステラ生地のワッフル。カスタードクリームとアンズジャムの2種類があり、どちらも懐かしさを感じさせる味

カステラ生地のワッフル。カスタードクリームとアンズジャムの2種類があり、どちらも懐かしさを感じさせる味

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 和菓子の老舗「栄光堂」(前橋市昭和2、TEL 027-232-5265)が昭和40年代に発売したの「ワッフル」が今も人気で、多い日には100個が売り切れる。

【写真】さくら餅作りで大忙しだった店主の室岡さんと和菓子店の大判クッキー

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 栄光堂は1935(昭和10)年、室岡三蔵さんが創業し、長男の富造さん、その長男の和輝さんが引き継ぎ、手作りの味を守ってきた。

 ワッフルと言えばスイーツブームで話題になったベルギーワッフルを思い浮かべる人が多いだろう。ワッフルの歴史は古代ギリシャ時代と古く、日本でも明治時代には製造が始まった。

 同店は1970(昭和45)年頃に和菓子に特化した専門店とするが、人気のあったワッフルとクッキーをそのまま残し、和菓子店の洋菓子として今も多くのファンを持つ。

 ワッフルはカステラ生地の柔らかい食感とほんのりとした甘みが特徴で、和輝さんは「ベルギーワッフルとは違うもの」という。あんはカスタードクリームとアンズジャムの2種類があり、どちらも甘さ控えめ。

 「基本の製法は変えないが2~3年に一度、嗜好の変化に合わせて商品を見直す」とロングランの秘密を明かした。

 商品は季節商品を合わせて約50種類。ワッフルは1個97円、クッキーは1枚76円。

 営業時間は9時~19時。火曜定休。

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