来年70周年を迎える群馬交響楽団(群響)のプレイベント「岡村喬生と蝶々さん」が11月24日、高崎市文化会館(高崎市末広町)で開催される。
群響は1945年に創設された高崎市民オーケストラとして創設された。70周年の記念イベントにオペラ「蝶々夫人」(プッチーニ)の上演が決まったが、活動の拠点である高崎には「蝶々夫人」の舞台セットを設置できるホールがなく、「蝶々夫人」の告知を含めたプレイベントを開催することになった。
プレイベントには「蝶々さん」をプロデュースする岡村喬生さん、オーディションで選ばれた鈴木麻理子さん(群馬在住)、諸田広美さん(同)、永井美加さん(群馬出身)らが出演する。
岡村さんは1959年から1979年までヨーロッパ各地で活躍。帰国後、演奏活動を行う傍ら、国内でのオペラ大衆化を目指し精力的に活動してきた。近年は「蝶々夫人」における「日本」の理解を正すべく、解釈の変更に注力している。
当日はドキュメンタリー映画「プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生」(飯塚俊男監督、群馬出身)の上映、岡村さんと飯塚さんのトークショー、岡村さん、鈴木さんらによるコンサートを行う。
開催時間は13時~16時15分。映画上映、トークショー、コンサートの順。チケットは前売り2,500円(当日3,000円)。チケットは高崎市民文化会館、群馬音楽センター、高崎シティギャラリー、ピアノプラザ群馬で扱っている。